2012年5月2日水曜日

トロッタ15日記.120501

【5月1日(火)】今日から5月。本番まであと2週間を切る。皆さんにいろいろな連絡。河北病院に入院している方をお見舞いをする。病室で歌の作曲をしていたので、心強かった。「詩の通信VI」20号を発送。今井重幸先生宅にて、トロッタ16のための曲の楽譜、録音、録画をいただく。新宿御苑前のスタジオにて、『寒戸の婆』『ムーヴメント6』を合わせる。今井先生、舞踊の坂本秀子先生と電話で打ち合わせ。録音を田中修一氏に送ったところで眠気に勝てず、寝る。

【5月2日(水)】ロルカのレッスン。「セビージャの子守歌」。帰宅して部屋の片づけ。今日は練習できず。その代わりに細かなことを色々と片づける。清道洋一氏に会うと、長谷部二郎先生にいただいたというギターを持っていた。帰宅して、ギターを(下手に)弾きまくる。いったんギターを手にすると仕事ができない。宮﨑文香さんの新曲『宇宙でなくした恋』のため、詩を改訂する。

2012年5月1日火曜日

トロッタ15日記.120429-30

【4月29日(日)】ちよだ文学賞に応募する小説を完成させる。400字詰め原稿用紙で約90枚となった。締め切りは30日だが、明日の予定を考えると原稿を書いている時間がなさそうなので、一日余して投函。5月に入ったら、トロッタのことと仕事以外、文章は書かないし、書けないだろう。それでなくても、「トロッタ15全詩解説」など、完全に滞ってしまった原稿がある。約半年後に予定されているトロッタ16の日程について、皆さんに打診する。11月を予定していたが、11月開催はほぼ不可能と判明。早いのだが10月開催の可能性を探る。とりあえず会場は予約したが、それも難しいか。今井重幸先生に、清道洋一氏が打ち直してくれた『狂想的変容』のスコアを届ける。夜は高円寺にて、舞踏家、横滑ナナさんの踊りを観る。その後、高円寺の古本屋で、出口のガラス扉に思いきり頭をぶつけた。WEB版FIGAROのため、小川洋子『原稿零枚日記』の書評原稿を書く。いったん寝たが再び起き、深夜に書き続ける。早朝に完成させた。「詩の通信VI」20号を作っておいたが、この日は印刷まで至らなかった。おかしなこと。朝から何も食べなかったのに空腹感を感じず、仕方なく午後3時ごろに食事。それも、さしせまった空腹感に促されたわけではなく。

【4月30日(月)】朝からずっとトロッタ16の調整。ほぼ30人いる現メンバーの、全員の予定を合わせるのは不可能。できるだけ、ということにならざるを得ない。12月の初旬がリミットだ。それを過ぎたら今年の後がない。ニッポニカの演奏会のためチラシのはさみこみに行く。集合時間を過ぎてしまい、焦った。私が最後、すでに作業は始まっていた。とにかく皆さんと一緒に600枚分の作業をし、その後、友人たちとカフェでいろいろ話す。トロッタ16のことなど。清道洋一氏合流。今日、酒井健吉さん作曲『フルートとピアノの為の幻夢譚』合わせがあるかと思っていたが、おそらく、ない。ニッポニカは、芥川也寸志『交響曲第一番』とブラームス『交響曲第二番ニ長調』。私は演奏は聴けない。帰路、今井重幸先生と遭遇し、トロッタ16のことなど報告。16時、高円寺で森川あづささんと会い、楽譜を渡すなど話す。やはりトロッタ16のことなど。甲田潤氏に依頼された『交響頌偈 釈迦』のチラシ用解説原稿を書いて送る。根岸一郎さんと新宿で会い、堀井友徳さんがトロッタ16のために書く新曲について打ち合わせ。根岸さんが先日、音更で行って来た伊福部昭音楽資料室の報告を聴かせていただく。4月は今日で終わり。後はもうトロッタ15のことだけを、と思いながら、なかなかそうはできず、ここしばらく過ごしている気がする。