2012年12月2日日曜日

トロッタ16まで1週間/12月2日

当日プログラムを作らなければと思いつつ、なかなか作業が進みません。体調がよくないので、予定していたロルカの歌の個人レッスンも、申し訳ないながら、先生にお休みをいただきました。歌う機会が減ったので不安ですが、ここで無理はできません。

夜は、堀井友徳さん作曲の『北方譚詩 第三番』と、橘川琢さん作曲の『死の花』、酒井健吉さんの『OUT』、宮﨑文香さん作曲の『たびだち/山の歌』を練習しました。
池袋の、東京芸術劇場にある練習スタジオ、フォルテにて。芸劇がリニューアルされてから、初めて使いました。
 『北方譚詩』は、私の詩に依って堀井さんが書いてくださった、シリーズの第三番。四曲を並べて、北海道の四季を歌い上げます。無伴奏ゆえの難しさはありますが、男女六人によるアンサンブルに期待していただきたいと思います。
『死の花』は、 再演となりますが、ただの再演にはしないつもりです。願わくば、前に聴いた人でも初めて聴いた、と思うほど工夫します。楽譜に沿いながら楽譜を離れる。花いけ、上野雄次さんの本領も即興にあるので、そこまで近づければと思います。
『OUT』は、詩が私のものではなく、さらに少女の世界なので、まだ手探りが続いています。演奏の長さに詩が収まり切らない部分もあるので。私の詩を詠む生理的なテンポと、酒井さんの音楽、詩を書いたkanaさんのテンポを合わせていかなければなりません。演奏は、問題ないと思います。
『たびだち』シリーズは、今回の「山の歌」で何曲目かと思いましたら、「花の歌」「北の町」「鳥の歌」「虹の歌」に続く五曲目でした。前のアンコール曲『めぐりあい』シリーズは、「夏」「冬」「若葉」「秋」「陽だまり」「春」と六曲を数えています。新たなシリーズの予感もしながら、『たびだち』は大切に歌っていきたい曲だと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿