2011年11月30日水曜日

トロッタ15通信.15

ヴィヴァルディの『四季』を題材にした小説の書評を書く。各楽章ごとにソネットが添えられていたと知って、興味を新たにする。この書評を書くのに、一日の大半を費やす。
YouTubeへのアップ。今井重幸先生の『対話と変容』(ガルシア・ロルカと共に)、橘川琢さん『祝いの花』、清道洋一さん『恋の歌』。

2011年11月29日火曜日

トロッタ15通信.14

どういうわけか仕事がたてこみ、昨日など午前中の締切を完全に失念していましたが、YouTubeのアップは続けています。清道洋一氏の、トロッタ13初演曲『イリュージョン illusion』をアップ、さらに、少しさかのぼってトロッタ7の初演曲『ナホトカ音楽院』を前後半に分けてアップ中です(終了)。
続いて、橘川琢氏作曲の、やはりトロッタ13初演曲『都市の肖像』第四集《首都彷徨 硝子(ガラス)の祈り》を、こちらも前後半に分けてアップ中です(終了)。

2011年11月28日月曜日

トロッタ15通信.13

今井重幸先生にYouTubeへのアップをお願いして、トロッタ13の『叙事詩断章・草迷宮』、トロッタ12の『シギリヤ・ヒターナ』をアップ。ただいま、トロッタ11の『神々の履歴書』を作業中(終了)。
もっと早くからYouTubeを使えばよかったと思う。強く、萩野谷英成さんに背中を押してもらってよかった。Facebookなどもよりよく活用したい。もちろん、これは記録であり告知なので、整備した後は先に進まなければならない。

2011年11月27日日曜日

トロッタ15通信.12

朝は、トロッタ14で初演した、田中修一氏「ムーヴメントNo.5」をYouTubeにアップした。YouTubeの制限時間は10分だが、田中氏の曲はこれを超えていたので、いろいろと手続きがあった。
ここ数日、YouTubeへのアップロードを進めていた。その間に、「トロッタ通信」の作成がストップ。これはこれで実施したいので、また作業に戻ろうと思う。トロッタ14のプログラムに、トロッタ初期の覚え書きを載せた。これが、ほぼ1年前に書いた「トロッタ通信」の書き出しである。これを、きちんと形にしたい。

2011年11月26日土曜日

トロッタ15通信.13

今日もYouTubeへのアップを続ける。本日までに、『たびだち 北の町』『北方譚詩 第二集』『蝶の記憶』『めぐりあい -春-』『ムーヴメントNo.3』『ムーヴメント MOVEMENT an extra』『虹』『花の森』がアップされた(10分以上の曲もアップできるはずだが、その手続きがうまくいかない)。
世田谷文学館で開催中の萩原朔太郎展にて、本日、鈴木大介氏のギターと高柳未来さんのマンドリンで、朔太郎ゆかりの曲の演奏会があった。昨日同様、始めから聴けず、おしまいの方だけ聴く。雰囲気にひたった、というだけ。
身の周りを整理すること。そしてトロッタ15に心を向けてゆくこと。向いているのだが、より具体的に。

2011年11月25日金曜日

トロッタ15通信.12

一昨日来の動画作成作業で、古いMacが2台、使用できなくなる。それらにつないでいた外付けHDも駄目になった。もともと、古かったし、動作が変だったので、こうなっても当然といえば当然。しかし、住所録がすべて消えてしまったり、古いソフトは使えなくなるなどの問題が発生したので、古いMacを買うことにした。秋葉原にて、MacBook Proの2008年後期モデルを2年月賦で購入。無理に結びつけることはないが、これもトロッタを進行させてゆくために必要なこと。
作曲グループ〈蒼〉の第29回演奏会を聴きに、旧奏楽堂へ。ところがMac騒動が尾を引いて仕事が終わらず、たどりついたら前半が終わったところ。トロッタ15に出品の田中隆司、清道洋一両氏の曲を聴けず。今井重幸先生を始め、橘川琢、宮﨑文香の各氏と簡単な打ち合わせができた。

2011年11月24日木曜日

トロッタ15通信.11

今井重幸先生をお訪ねして、トロッタ15の出品曲を相談させていただきました。先生にとって、若い時分の、忘れられない曲への記憶をテーマにした作品です。そして、ロルカのカンシオネス「スペインの歌」第3回の依頼。
昨夜、Youtubeに3曲をアップしたことを機に、これまで演奏した曲の動画を整理しています。ところが、作業に必要なMacintoshの容量が不足しているなどの理由で、なかなかはかどりません。これもトロッタにとって必要なことだと思いますし、嫌なことではないので、むしろスムーズにできるようになりたいのですが、馴れないこととて、焦りが先に立ちます。
明日、作曲グループ〈蒼〉で配ろうと思っていたフリーペーパーの「トロッタ通信」は、おそらく、できないだろうと思います。第一、そこに載せたい、清道さんの曲が決まったという情報が載せられません。書き上げた詩が、都合により使えなくなったことも大きな原因です。詩くらい、さっさと書きたいところですが、実際には、詩はすぐに書けません。文字の少なさからは考えられないくらい、時間がかかります。

2011年11月23日水曜日

トロッタ15通信.10

今日は初の試みとして、Youtubeに動画をアップしてみました。手始めに、トロッタ13の「たびだち・鳥の歌」。そして堀井友徳さんの、トロッタ13「北方譚詩 第二集」と、トロッタ14「蝶の記憶」です。すでにアップしたものも、手直しできるところはしていきます。いささか時間がかかるのが、予想外でした。この作業はしばらく継続させます。新たな宣伝方法になればと思います。

2011年11月22日火曜日

トロッタ15通信.9

フリーペーパーとして配る「トロッタ15通信」を作っていました。AdobeのIllustratorがあればスムーズに行くのにと思いながら、ワープロソフトでだましだまし、作っています。できれば、23日(金)に、旧東京音楽学校奏楽堂で開催される、作曲家グループ「蒼」で、チラシとして配りたいと思っています。トロッタ15に曲を出される、田中隆司さんと清道洋一さんの曲が演奏されます。しかし、作曲家全員の曲の詳細は確定しておらず、ということは出演者も決まっていないので、告知しづらい要素が多いのです。柳珠里さん出演の演奏会が29日(火)にあり、柳さんもトロッタ15の出演がほぼ決定しているものの、何を歌っていただけるのか、最終的に決まっていません(ほぼ決まっていますが)。それだけに、柳さんの演奏会では配りにくい状況です。しかし、明日になれば、柳さんの演奏会でも配れると、めどが立つかもしれません。何を書くか、何を書きたいのか。はっきりしないことを考えながら書いてゆくので、「通信」作りはなかなか進みません。結局、一日をかけて、全4ページの半分しかできませんでした。しかしこれも、演奏会を作ってゆく大切な過程です。

2011年11月21日月曜日

トロッタ15通信.8

夜、座・高円寺にて、トロッタ14のチラシを引き上げました。たくさん余っていて、悔しい思いです。これを何とか、できるだけなくなるよう、つまり配り切れるよう、努力したいと思います。

作曲家の方々に、未決でも提案された曲の構想をメモして送りました。これを調整して、演奏家への出演交渉をしたいと思います。

夜になって、「ギターの友」の長谷部二郎先生に、田中修一氏『遺傳』の楽譜を二種、お渡ししました。昨年12月、谷中ボッサで行った「隠岐のバラッド」のルポが載った号が、すでになくなっているというので驚きました。

2011年11月20日日曜日

トロッタ15通信.7

昨日書きました田中修一さんの原稿を確認するため、世田谷文学館で開催中の「生誕125周年 萩原朔太郎展」に出向きました。朔太郎のギターなど、音楽関係の資料もあり、刺激を受けました。朔太郎もまた、詩と音楽を身体に同居させていたものと見えました。いずれ、彼を顕彰している前橋文学館にも足を運びたいと思います。

館内から、トロッタ15関係の皆さんに連絡を取り、開催日の確認を行いました。第二候補まであげさせていただきました。できるだけ早く、日程を決めたいと思います。

青山のギャラリーKARANISで、本日が最終日の、造形作家・扇田克也さんと、花道家・上野雄次さんによる展覧会「扇田克也×上野雄次 展 日月花水木金土」を拝見。扇田さんに会うのは久しぶりです。トロッタ14の感想などをうかがいました。

そのまま雑司ヶ谷に移動し、上野雄次さんも参加している「いけばな雑司ヶ谷2011」を拝見。上野さんは、自動車の屋根に巨大なオブジェを乗せて東京中を走り回りました。その車は、トロッタ14の日、早稲田奉仕園の駐車場に停めてあったので見ました。実際に走るところは見ませんでしたが、さぞ壮観であったろうと思います。

2011年11月19日土曜日

トロッタ15通信.6

半日をかけて、「ギターの友」の連載「ギターとランプ」第10回の原稿を書いていました。田中修一さんの、『遺傳』について。2008年1月のトロッタ5でバリトン、ヴァイオリン、ピアノ版が、2010年12のボッサ6でバリトン、ギター版が演奏された曲です。「ギターとランプ」は、これまで今井重幸先生、清道洋一さん、ガルシア・ロルカ、そして田中修一さんと、トロッタ関係の作曲家について、書いてきました。田中さんは二度目の登場です(ちなみに、「ギターとランプ」では、「作曲対談」として、編集の長谷部二郎先生と清道洋一さんの対談が、連載形式で行われています)。
媒体の性格上、ギター曲について書いています。原稿を書けば、その曲について考えることになりますから、本当はこのような形で、トロッタで演奏されたどの曲についても書きたい思いです。
田中さんの原稿に書きましたが、思いがけず、12月10日(日)まで、世田谷文学館にて「生誕125周年 萩原朔太郎展」が行われています。朔太郎がマンドリンを好んだことは知っていましたが、彼はギターも弾いたそうで、展示会には朔太郎が所有した楽器が展示されているといいます。会期中には、ギタリストの鈴木大介氏も出演する演奏会が開かれるそうです。
朔太郎が、どのような形で、あるいはつもりで、音楽に向き合ったのか、興味があります。詩と音楽が、彼の中に同居していたということ。となると、トロッタに関わる私としては、関心を持たざるを得ません。「ギターとランプ」の原稿を完成させる意味合いもありますが、明日、世田谷文学館に足を運ぶつもりです。

2011年11月18日金曜日

トロッタ15通信.5

最終決定ではありませんが、トロッタ15の開催日を2012年5月15日(日)といたしました。予約もしました。よほどのことがない限り、この日程で臨みます。早稲田奉仕園の側に、来年からはホールの貸し出しが21時までとなる変更があるようです。終演時間はもちろん、開演時間、練習時間にも影響が出ます。綿密な打ち合わせが必要です。

トロッタ14の関係者に、やっとお礼のメールを送ることができました。もっと早く送りたかったのですが、たまった仕事を片づけるなどしているうちに、日が経ってしまいました。

2011年11月17日木曜日

トロッタ15通信.4

トロッタ15の第一候補日を、私の中では決め、まず作曲の皆さんに打診しています。トロッタ内部で早く決めなければ、ホールが予約できません。
開催日が決まりましたら、フリーペーパー版の「トロッタ15通信」を作って、何軒かの本屋さんに置いてもらおうと思います。10部ずつでもいいので、それが人の目にとまれば、継続した宣伝になると思います。希望者には郵送してもいいと思います。

トロッタ14では、時間が足りなくなって、アンコール曲の『たびだち・鳥の歌』を演奏できませんでした。最後の挨拶でも触れましたが、トロッタ15では、二回分を歌おうと思います。そのために、倍の演奏時間を確保します。アンコール曲という位置づけではありますが、トロッタ15は、『たびだち・鳥の歌』から始めます。

2011年11月16日水曜日

トロッタ15通信.3

早稲田奉仕園に行き、トロッタ15がいつ開催可能なのか、空き状況を調べました。結果、四月は無理と判明。早ければ四月の可能性があったのですが、これは無しになりました。五月はまだ何日か空いているので、おそらく五月開催です。遅くても六月の予定ですが、六月はまだ受け付けを始めていません。
作曲の方々に、五月開催の線で打診しました。それを経て、演奏の方々にも予定をうかがうことになります。今は少しでも早く決定して、準備に取りかかりたい思いです。

前に「トロッタ通信」として書いていた、トロッタについての文章を再開したいと思います。書き方として難しいのは、トロッタは現在進行形であること。表層ばかり追っていると、書いたことはたちまち古びてしまいます。古びないよう、一曲ができあがる過程に、トロッタの本質を見たいと思っています。

2011年11月15日火曜日

トロッタ15通信.2

作曲の皆さん全員に、トロッタ15の出品依頼を致しました。決定済みの方もおられます。何人かの方とは、直接、お話しを致しました。編成を決めて演奏者に出演を依頼し、スケジュールを調整して会場を確保、という段取りになります。私の詩を使っていただける方には、新作詩なら早く書かなければなりません。トロッタ14の反省をしながら、ということになります。早ければ4月、妥当な線で5月、遅くても6月に開催する予定です。
新曲の締切は、トロッタ14は本番の約6週間前でした。次回も同様と考え、準備はしておくものの、チラシ作成の最終段階はその時点からですので、締切以前に関係者のチラシがあるなどした場合、どうしても、配りきれない場合は出て来ます。チラシを配る、宣伝の機会を有効に使うため、前々回同様、仮チラシを作ろうと思います。あらゆるチャンスを有効に使ってゆくつもりです。

2011年11月14日月曜日

トロッタ15通信.1

トロッタ14が、昨日、無事に終了しました。
いささか詰めこみ過ぎでした。全体が長時間にわたり、最後に予定していたアンコール曲「たびだち・鳥の歌」をカットしましたのは、それ以外に原因がありません。その他の要因によるトラブルやアクシデントもありました。しかし、最後には、お客様から温かな拍手をちょうだいすることができました。ありがとうございます。
今回の反省点として、このブログや、トロッタのサイトなどを、まったく有効活用できなかったことがあげられます。チラシをホールやお店に置かせてもらったり、郵送で告知するなど以外の宣伝が、できませんでした。インターネット上の宣伝活動がどこまで有効なのかわかりませんが、すまいと思っているのではなく、したいと思っていますし、コンピュータ自体は好きなので、生かせなかったが心残りです。前に連載していました「トロッタ通信」は、なお書き続けたいと思っています。それはトロッタについて考え、書くと同時に、未知の読者への宣伝にもなるからです。
次回のトロッタ15は、いつ開催されるかわかりません。2012年の春から初夏にかけてだと思います。そのトロッタ15のための通信を、今日から始めようと思います。遅ればせながら、トロッタ14のサイトも、整理してまいります。