2009年5月25日月曜日

詩と音楽.5 『めぐりあい 若葉』

トロッタで恒例となった、アンコール曲のための詩です。これが三度目で、初めは『めぐりあい』という題でしたが、その後、季節感を織りこむため、順に「夏」「冬」と名づけ、今回を「若葉」としました。「夏」は、苦労せずに書けたのですが、その後は、宮﨑文香さんの曲があらかじめできている状態で、メロディに詩をつけていくこととなり、なかなか難しい思いをしています。また、「夏」は6月8日の演奏で、「若葉」は5月31日ですから、季節が変りません。どう違いを表わすかに悩みました。宮崎さんが作ったメロディはすぐれたものです。それを、毎回の編成に合わせて、作曲家が編曲します。「若葉」は清道洋一さんの担当です。どこに清道さんらしさが表われるか。詩人の手を遠く離れて、皆さんのものになればいいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿