2009年6月23日火曜日

上野雄次さん「はないけcafe」二日目

上野雄次さんがメコノプシスで行っている「はないけcafe」の二日目です。
器は、昨日と同じ、青木亮さんのもので、今日の花は、ななかまどです。
15時半くらいにうかがったのですが、ちょうど、花生けが終了したところでした。cafeタイムは15時と18時に所作があるとわかっていたのですが、間に合いませんでした。

私は、その方面に疎いので知らなかったのですが、器をお創りになった青木亮さんは、1953年生まれの方ですが、すでに亡くなっておられました。器は、上野さんがお持ちのものです。青木さんの命日は、2005年6月4日です。青木さんの器を使うことについては、上野さんに特別な思いがあろうと想像します。軽々しくはいいませんが、死者との対話、というお心も、あるのではないでしょうか。

メコノプシスに行く前、成城で行われていた、伊福部玲さんの陶芸展にうかがいました。そこで、小さな壺を求めました。お父上の、伊福部昭氏の魂がまつられている、宇倍神社の土でお創りになったものだそうです。
その壺を上野さんに見てもらいましたら、玲さんを存じ上げている、という話になりました。まだお目にかかったことはないのですが、岡山のギャラリーを介して、案内状を送りあっているのだそうです。先日のTOROTTA8にも、玲さんには足を運んでいただく予定でした。御都合が悪く、当日になって来られなくなったのですが、それさえなければ、上野さんと玲さんが、初めてまみえる機会になったのでした。これもまた、縁であろうと思います。

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