2009年6月25日木曜日

上野雄次さん「はないけcafe」四日目


今日は15時の花生けに間に合うよう、訪れました。会場にあった花は、三日目、二度目の花生けをしたままの形です。やがて、花生けが始まり、上野さんは器から花を抜き、器そのものを変えました。器を変える場合、花は、基本的に前回のままです。しかし、鉄線が加えられました。紫が爽やかです。
ただ、全体が捉えられていません。枯れ木が大きく枝を広げているからです。カメラの機能に限界があります。肉眼にまさるものはありません。

会場といいますか、舞台の他にも、そこここに、上野さんは花を生けています。まず、これは階段に置かれていたもの。水引草を、ホルマリン容器に挿しています。
こちらは、入り口の下駄箱の上に置かれていた花です。立葵に、虎の尾、くずりを合わせています。全体が青いのですが、天井の光が、もともと、青みがかった蛍光灯なのです。
帰りがけに思いました、「詩の通信III」は、あと二回で終わります。約一か月先には「詩の通信IV」が始まります。今度は、一年を通じて“花物語り”を書いていこうと思います。そのために、上野さんの花を見続ける今回の体験は、貴重なものです。そのつもりで足を運んでいたのではありません。結果です。

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