2012年2月3日金曜日

トロッタ日記120201(その2)

●酒井健吉氏から、トロッタ15で演奏する『トロッタ、七年の夢』の構想について、メールが届く。まず純粋な器楽曲にしたいという。もちろん、承諾。八木ちはるさんのフルートと、森川あづささんのピアノ。これに清道洋一氏が、中川博正氏の詩唱をどう加えるか。演出が楽しみだ。
●トロッタ14で演奏された今井重幸先生の『対話と変容』をiPodに動画で入れて聴く。確かに「ロルカの13の民謡」zorongoの主題が聴こえて来た。フルートとチェロの対話であり、変容。私の課題となるはずの、6/8+3/4拍子も参考になる(できるかどうかは別)。
■午前中は2つの病院に行き、歌のレッスンもあった。午後遅く帰宅。田中修一氏と、野上弥生子のこと、彼が温めている新しい企画など、電話とメールでやりとりする。寒かったので、弁当を食べながら梅酒を飲んだら酔ってしまい、仕事にならず。本も読めない。寝た。たるんでいる。
●清道洋一氏から『革命幻想歌2』の稽古をしたいと申し入れ。役者の堀江麗奈さんを交えての稽古になる。台詞をできるだけ頭に入れて臨みたい。清道氏に訊くと、稽古をしながら楽譜を作っていってよい(言葉を決めてよい)とのことなので、心から詠める言葉を提案していきたい。
●上野雄次氏から、2月7日(火)の「花いけバトル」と、2月1、2、4週の金・土・日曜に行われる「花会」と、3週の金・土・日に行われる花いけ教室のお知らせが届く。私の詩を整理しているが、改めて、上野氏に触発され、少なからぬ数の花の詩を書いてきたことに気づく。(2月2日Thu.)「花の三部作」はもちろん、「詩の通信」第IV期には“はなものがたり”と名づけていた。それが昨年の『花とやもり』につながりもした。上野氏との作業について、落ち着いて考えたい気を強く持っている。しかし、それがなかなか進まないのも事実。新しい花の詩を書いてみたい。

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