2012年2月2日木曜日

トロッタ日記120201

2月になった。気分を一新し、詩や曲を具体的に紹介する「トロッタ15通信」を書き出そうとしたが無理であった。水曜は歌のレッスンで、ロルカの民謡を練習しており、今日から「zorongo(ソロンゴ)」なので書くべきであったが。書いても内容が伴わない。まだわかってない。書きながらわかればいいのだが、その段階にも至っていない。トロッタ15でも3曲を歌う予定だ。1曲目「Nana de Sevilla(セビージャの子守唄)」の練習を取りあえず終え、2曲目に入ろうというのに書くことがないのはどういうこと。無反省に歌っているだけである。何とか初回のレッスンは終えた。しかし6/8+3/4の拍子が身体に入っていない。今井重幸先生の編曲ができ、練習が進むにつれ、これが課題になってくるだろうという予感。
萩原朔太郎についてもそうだが、研究者ではないので、実践を通じてしか理解できない(また、したくない)。研究者にいわせれば、私は全体を見ていないということになる。伊福部先生についての『音楽家の誕生』が既にそうだ。あの本に書いたことしか知らない。そして、あの本に書いたことだけでは終わらない。1997年に書き終え、10年後の2007年にトロッタを始め、今に至っている。10年後に、『音楽家の誕生』を実践に移した、ということになると思う。ロルカについては、学生時代に天本英世の朗読を聴いた。それが1980年ごろ。そして去年から歌い始めた。30年を経ている。それでもうまく歌えない。思いだけだから。書くことがない。実践が伴っていない。

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