2010年6月5日土曜日

「ギターデュオの調べ」半分だけ聴きました

長谷部二郎・知子先生主催の「ギターデュオの調べ」は、会の半分だけ聴きました。朝から原稿書きを続け、時間が取れませんでした。残念でしたが、ギター演奏会の雰囲気に、少しでもひたれました。

WEB版FIGAROのための書評を書きました。これに数日、時間をとられていたのです。
作品は、ロベルト・ボラーニョの『野生の探偵たち』です。
上下巻の長編小説で、読みやすいとは決していえないのですが、書評ですから分析もしなければならず、ある程度の分析をして思ったことは、これはボラーニョによる詩と詩論かもしれないということ。さらにいえば、これは小説の形を取った詩かもしれないということでした。
正統の小説というものがあるとして、そうではない作品ですが、オリジナリティを感じる小説に久しぶりで会いました。
問題作だと思います。私の詩も、これを超えるものでありたいと思います。

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