まず、詩唱の中川博正さんと、声の合わせ。『花骸-はなむくろ-』のためです。私たちの声をもとにして、橘川琢さんが作曲します。
この日は、今年の夏としては珍しいくらいに暑く、その前に仕事の打ち合わせがあったのですが、下車駅を間違えて、駅ふたつ分を歩く羽目になりました。汗をかき、とても疲れました。夏は大好きですが、いきなりの暑さには参ります。
中川さんとの合わせをした、反省点。私は、たっぷり詠みたいと思います。それに対して中川さんは、淡々と詠みたいといいます。その対比はおもしろいと思います。問題は私で、言葉ではない音を発するのですが、現実音の真似になり過ぎました。その録音は橘川氏に渡してありますが、戦の場面だからといってほら貝というのは、あまりに想像力がなさ過ぎます。まだ、落ち武者の、せっぱつまった息づかいだけの方がいいでしょう。そのようなことが他にもあると思いますので、再確認します。
その後は、橘川琢氏、清道洋一氏、名古屋でお世話になった撮影の古川久記氏を加えて、ミーティングです。トロッタ9についてはもちろんですが、橘川、清道の両氏とは、カフェ 谷中ボッサでの「ボッサ 声と音の会」もあるので、その細部を検討しなければいけません。結局、ボッサのプログラムは、以下のようになりました。
【9月30日(水)19時開演 18時30分開場】
1)組曲〈都市の肖像〉第2集「摩天楼組曲」補遺
~『ガラスの国』扇田克也展 五つの物語~
作曲 橘川琢 詩・木部与巴仁 ヴィオラ&詩唱
2)詩唱 扇田克也〈ユメノニワ〉とともにある詩篇・1 詩・木部与巴仁
3)作家と語る 扇田克也&木部与巴仁
4)組曲『ユメノニワ』
作曲・橘川琢 清道洋一 トロッタ・アンサンブルTOKIO 2009
【10月11日(日)18時開演 17時30分開場】
1)組曲『ユメノニワ
作曲・橘川琢 清道洋一 トロッタ・アンサンブルTOKIO 2009
2)詩唱 扇田克也〈ユメノニワ〉とともにある詩篇・2 詩・木部与巴仁
3)『ガラスの国・第二章』扇田克也〈ユメノニワ〉による五つの物語
作曲・橘川琢、詩 木部与巴仁 トロッタ・アンサンブルTOKIO 2009
4)『即興的断章-アルメイダより』
作曲・清道洋一 詩・木部与巴仁 トロッタ・アンサンブルTOKIO 2009
作曲 橘川琢 清道洋一
出演 トロッタ・アンサンブルTOKIO 2009
ヴィオラ 仁科拓也
フルート 田中千晴
ファゴット 平昌子
打楽器ほか 森川あづさ
詩唱 木部与巴仁
その後、8月15日(土)には、チラシよりもひと足早く、トロッタ9のチケットが届きました。間もなくチラシも着くでしょう。物事が錯綜してしまいがちですが、整理しながら進めていきたいと思います。
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