2009年9月11日金曜日

再び、数日のことなど a)

去る7日(月)、今度は間違いなく「詩の通信IV」の第3号を発行しました。目下、発行部数は12です。トロッタ関係のことも書いていますので、「後記」の全文を引用し、若干の補足をします。もし、この内容に御興味をお持ちの方がおられましたら、「詩の通信IV」の御購読をお申し込みください。

《後記》実家から、子どものころのアルバムが届きました。生後ひと月にならないころから、小学校低学年ごろまでの写真です。チロリアンハットのような帽子をかぶった写真が多いです。頭髪の量は変りません。三歳前後がいかにも子どもらしく、無心な表情をして、可愛いと思います。小学校に入ると、表情が今と同じで、もう駄目です。この後は、ひたすら人生を生きていくだけです。「詩の通信」を出したり、トロッタの会を開いたり、いろいろしているわけですが、これ以上、大人になる必要はありません。三歳のころに戻りたいと思います。私は左瞼に傷があります。家の中を走り回っていて、折り畳み式のミシン台が開いている縁にぶつけました。目の高さが、ミシン台くらいだったのです。何となく記憶があります。この傷を常に思い出すことにします。第九回トロッタの会が近く、プレッシャーがかかってきました。日々の仕事がありますが、トロッタに向かう気持ちは、仕事と正反対に位置します。非情に苦痛です。従って、両方の作業能率があがりません。そうはいっていられないので、無理にでも進めています。こんな時、三歳の私でいたいと思うのです。今日は、詩唱として参加する、俳優の中川博正さんと練習をしました。声を出すと安心します。普段のトロッタでは、楽器の演奏をよく聴こうと心がけています。今回は、中川さんと共演する曲が二曲あるので、彼の声を聴こうと思います。ひとりでしているのではない。他人とする楽しみを確認したいと思います。ひとりじゃないと思えば、トロッタのプレッシャーも、楽しみになることでしょう。次号は、二〇〇九年九月二十一日(月)発行予定です。二〇〇九年九月七日(月)



これが、子どものころの写真です。本番を控え、ただいまの心境を反映している、不安そうな顔。別の私といっていいのですが、共感します。

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