この日は書評原稿の締め切りがありましたので、横浜までコンピュータを持っていき、時間を見つけては原稿を書いていました。携帯できるコンピュータですが、本当は、こんなことをしたくありません。重いからです。以前、もう10年前ですが、今ではトロッタの公式サイトになったkibegraphy.comを、私的なサイトとして運営していたころ。毎日の掲示板への書き込み、文章の更新を行っていて、疲弊し切りました。こんなことをしていては身体が持たなくなると思いました。そのようなことを時に感じるのは、サイトを運営する以上、宿命です。今も、トロッタのためのサイトとブログを持っています。毎日の書き込みを、トロッタ成功の願掛けなどといいながら、ここ2、3日、書いていません。もっと楽に書けるようになりたいと思っています。
ちなみに、書評原稿というのは、FIGARO Japon本誌のための、鹿島田真希さん『黄金の猿』と、WEB版FIGAROのための、磯崎憲一郎さん『終の住処』です。特に、磯崎さんの作品は、芥川賞を受賞したので、書名を記憶している方も多いと思います。よくできた文学作品には、ライヴ感があります。そのような詩を、書かなければいけません。トロッタ9のための詩は、当然できていますが、ボッサのための詩は、まだできていません。ソロの詩唱のためなので、本番に間に合えばいいのですが。
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