いよいよトロッタ12まで、1か月となりました。本日から、恒例の「トロッタ通信」を始めます。「トロッタ12通信」というべきでしょうか。更新時間はまちまちですので、ご容赦ください。
「トロッタ12通信」を記すにあたり、初めに触れておきたいことがある。
前回、トロッタ11に参加したギタリスト長谷部二郎氏が編集する雑誌に、「ギターの友」がある。その2010年6月号と8月号に、連載「ギターとランプ」として、トロッタ12で初演される、今井重幸氏の室内楽版『ギター独奏・ピアノ・打楽器の為の協奏的変容「シギリヤ・ヒターナ」』について書いた。また、発行されたばかりの10月号には、やはりトロッタ12で初演される田中修一氏の『ムーヴメントNo.3~木部与巴仁「亂譜 未來の神話」に依る
MOVEMENT No.3 (poem by KIBE Yohani "RAN-FU", Myths in the future)
』(註;編成は、ソプラノ、フルート、ギター、ヴィオラ)について触れた。後編は、12月号に掲載される予定だ。連載をお読みいただければ、その二曲については、「トロッタ12通信」で書かなくてもいいようなものである。「ギターの友」については、長谷部企画にお尋ね、あるいはお申し込みいただきたい。ただ、『シギリヤ・ヒターナ』と『ムーヴメントNo.3』について、「ギターの友」では触れなかったことを、追々記すつもりではある。だからここでは、まず二曲以外の作品から取り上げる。
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