その帰り道、東京音楽大学の民族研究所に立ち寄りました。フルートの八木ちはるさん、ファゴットの小楠千尋さん、ヴィオラの仁科拓也さんに渡すチラシを預けるためです。研究所で、甲田潤さんと話しました。来年の夏を目標に、新しい合唱曲を創ろうということになり、その詩を、私が書きます。詳細は、いずれお話しいたします。また来年の5月末、トロッタ8と同じような方向で、伊福部昭先生のお誕生日にちなみ、トロッタを開きたいと思います。甲田さんにも、参加していただければと思っています。
帰り道、東京音大に近い古書往来座に、チラシを置かせていただきました。
懸案事項が生まれました。11月15日(日)、紀尾井ホールにて、オーケストラ・ニッポニカの第16回演奏会が開かれます。「芥川也寸志 管弦楽作品連続演奏会・その2」が開かれます。そこで、甲田さんの編曲による映画音楽組曲『八つ墓村』が初演されるのですが、トロッタ10のチラシを配ろうと思いました。しかし、果たして枚数があるのかどうか。大きいとはいえませんが、紀尾井ホールの演奏会ですから、数百枚は必要です。
プログラムを見ますと、『八つ墓村』の他には『八甲田山』があり、エレクトーンとオーケストラのための曲『GXコンチェルト - GX1とオーケストラのためのコンチェルト・オスティナート』があり、さらに語り手が登場する『子供のための交響曲「双子の星」《交響管弦楽と児童合唱と語り手による》』があります。不遜な言い方ですが、トロッタに共通する内容だと思いました。大袈裟にいえば、啓示を受けたといっても過言ではありません。
また、ニッポニカのお客様は、当然、音楽を聴きに来ておられるので、その方たちにトロッタのチラシを配ることは、大きな意味があります。足を運んでいただけなくても、存在を知ってほしいと思います。無理をしてもいいのではないかと思いました。
結局、ニッポニカの方と相談し、小松史明さんとも打ち合わせて、600枚を刷り増しすることにしました。刷り増しには、初刷り以上の割高な料金が発生します。しかし、思い切りました。意味のある機会を前にして、ためらいは禁物です。
橘川琢さんと若干の打ち合わせをしました。12月7日(月)に行われます日本音楽舞踊会議 作曲部会演奏会「初冬のオルフェウス」で、橘川さんの作曲と私の詩による『冬の鳥』が初演されます。このチラシをできるだけ多くの方に配りたいので、橘川さんからチラシをいただくことにしました。白紙になっているチラシの裏面に、「冬の鳥」の詩を印刷して配る予定です。
ホール管理者の和田さん、ピアノ調律の清水さんとも、打ち合わせをいたしました。
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