2009年5月12日火曜日

慌ただしくなってきました

整理して書きます。

● 昨日の“「本番までの通信」第4号”とは、私の「詩の通信III」をお読みいただいている方にしかわからない題名でした。隔週刊で、「詩の通信III」を発行しています。トロッタ8のチラシができるまでは、宣伝用の配布物がないので、「詩の通信III」の封筒に、「本番までの通信」を入れて、配り始めたのです。A4判の用紙の裏表に印刷しました。その全文は、サイト「kibegraphy」の、「トロッタ8」に掲載しています。紙のメディアから、WEBメディアを選択し、第4号は、印刷しませんでした。ここに問題があることは承知しています。世の中全員が、インターネットにアクセスできるわけではありませんので。このあたりの問題を、考えなくていいとは思っていません。端的にいえば、両方のメディアを用いればいいことでしょう。それぞれに長所があり、短所があります。間もなく始まる「詩の通信IV」は、サイトとブログの運営を行っていることもあり、メディアの問題を頭に置いて、発行してゆくつもりです。

● 昨夜は、成澤真由美さん作曲の『オリーブが実を結ぶころ』の練習を、荻窪にて行いました。全員は参加できませんでしたが、おおよその曲の形は見えてきました。トロッタでは初めての、女声二重唱曲です。女性が主役の詩をと思い、書いた詩です。正直いいまして、男らしい世界は好きではありません。それは、私が男性だからでしょう。男くさい場所からは、できるだけ離れたいと願っています。かといって女性ではないので、想像の世界を描くことになります。想像上の女性が登場するわけです。しかし、歌い、演奏する方は、生身の女性です。想像したものが、実体になる。このダイナミズムこそが、詩を音楽にする醍醐味のひとつだと思っています。

● 今日は一日をかけて、新聞にトロッタ8の宣伝資料を送り、友人知人にチラシを送り、さらに詩を送るなどしていました。5月後半の、練習の予定も考えていました。こうしたことは、どれだけ時間を費やしても、終るものではありません。きりのない作業です。集客の努力は、開演ぎりぎりまで行うべきだし、可能だと思っています。

● 「kibegraphy」を、少し手直ししました。「トロッタ8」と「全記録」にあります、横長の判型のチラシですが、従来は裏面の文字が小さすぎて読めない状態でした。つまり、曲解説や作曲者プロフィール、出演者プロフィールの文字が、です。チラシを半分にして縦長にしましたので、画面上で文字が確認できると思います。御覧ください。ただし、表面は、半分にすると小松史明さんの絵が切れてしまいますので、そのままとしました。ところで、その小松史明さんと初めて御一緒したのが、2006年5月19日(金)、文京区立小石川図書館にて、「2006年 小石川フリーコンサート」として行いました舞台、『新宿に安土城が建つ』でした。そのチラシを、小松さんが作ってくれたのです。見事なチラシだと思いました。この作品については、今日、本棚を整理していましたら、「『新宿に安土城が建つ』1か月前日記」というのが出て参りました。本番を迎えるまでの1か月をすべて記録し、共演者にメールで送信していました。本番当日に、それを一冊にまとめて配ったわけです。おもしろいので、いずれ、改めて公開できればと思っています。

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