2009年5月5日火曜日

新ページ「光のある部屋」開設

木部与巴仁のサイトkibegraphyに、ガラス造形家、扇田克也さんとのページ「光のある部屋」を新設しました。ただ、現在はブログの活動情報欄、関係者欄からのリンクのみです。
扇田克也さんとは、これまでに二度、場を同じくさせていただいてきました。

2008年3月3日(月)〜14日(土)、森岡書店において「扇田克也+木部与巴仁『光のある部屋』」を開催。オープニング・イベントは、以下のプログラムでした。

1)朗読 扇田克也の造形とともにある詩篇・その一
2)二十五絃箏曲『光へのOde』(初演)
3)ソプラノと二十五絃箏のための『光の詩(うた)』(初演)
4)作家と語る 扇田克也 & 木部与巴仁
5)朗読 扇田克也の造形とともにある詩篇・その二

作曲は酒井健吉さん、詩と朗読は木部与巴仁、ソプラノは赤羽佐東子さん、二十五絃箏は、かりんさんでした。

また最終日3月15日(土)には、クロージング・イベントを行いました。プログラムは以下の通りです。トルコ音楽・ウイグル音楽の大平清さんにサズを演奏していただきました。

1)『光の詩(うた)』詩・木部与巴仁 朗読・岡安圭子
2)『砂の領域』『光の中へ』詩・扇田克也 朗読・木部与巴仁
3)『光だより』詩・木部与巴仁 朗読・簑和田慶子、木部与巴仁 演奏・大平清
4)『光織り』詩・木部与巴仁 朗読・岡安圭子、簑和田慶子、木部与巴仁 演奏・大平清

そして、やはり2008年の11月14(金)、日本橋のギャラリー こちゅうきょにて行われました「扇田克也展 beyond expression」のオープニング・イベントに、出演しました。この時は、花道家の上野雄次さんが、会場のしつらいを行いました。以下のプログラムです。

1)『光の詩(うた)』詩・木部与巴仁 朗読・岡安圭子
2)『光の中へ』『砂の領域』詩・扇田克也 朗読・簑和田慶子
3)作家トーク 扇田克也 & 木部与巴仁
4)『光師』詩・木部与巴仁 朗読・朗読・岡安圭子、簑和田慶子、木部与巴仁
5)《都市の肖像》第二集補遺『「ガラスの国/扇田克也展」ヴィオラソロと朗読による五つのガラスの物語』作曲・橘川琢 詩と朗読・木部与巴仁 ヴィオラ・仁科拓也

この日の顔ぶれが、橘川琢氏による、後の『花の記憶』や、「橘川琢作品個展2009『花の嵐』」に結びついていきます。「花の嵐」で橘川氏は、『ガラスの国』をピアノを加えた版に改訂し、扇田さんのガラス造形作品「陽だまりの器」を登場させ、それに上野雄次さんが花生けをするという、豪華な構成になりました。
扇田克也さんとの作業が生み出したものの、多いことを実感します。これからも何ごとかを生み続けるでしょう。新ページ「光のある部屋」を作ったのは、このようなことを思い、将来に結びつけてゆくためです。5月13日(水)〜18日(月)、銀座のギャラリーおかりやにて、「扇田克也展」が開催されます。詩や記録を、今後、少しずつ公開してまいります。

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