ここ数日、更新が滞っていました。いけません。わずかでも書かなければ。トロッタ11の準備は進んでいるのですから。
「11へ」;31
1月22日(金)、朝早く、小松史明さんに、チラシの直しを伝えました。細かい作業が多く、手間をかけてしまいます。
午前中に扇田克也さんと打ち合わせをしました。昨夜、上野雄次さんを交えて行った話し合いの続きです。都合により、金沢における、私のギター演奏は取りやめることにしました。
WEB用の書評原稿を送りました。漫画の「聖☆おにいさん」について書きました。今の心境を、非常に反映した表現になりました。
夕方はギターのレッスンでした。金沢での演奏が中止になっても、ギターは弾きます。ギターを弾くことは、詩唱の延長上にある、非常に自然なことです。
会場のスタジオヴィルトゥオージに行きまして、下見ができないか尋ねましたが、使用している人がいるので、この夜は駄目でした。明日、改めて尋ねる予定にしました。打楽器の使用はできないといわれました。使用案内には書かれていないことです。深夜、今井重幸先生と打ち合わせをし、太鼓を激しく打ち鳴らすようなことはしないので、何とか交渉してみることにしました。
夜は疲れるまでギターの練習をしました。しかし、全然足りません。弦を張り替えました。
「11へ」;32
1月23日(土)、早朝、清道洋一さんから、トロッタ11で演奏する曲についてなど、彼が目下、考えているさまざまなことについて、メールが届きました。返事をしたいと思います。しかし、すぐにできません。彼が考えていることについて、私も考えなければならないからです。
一日、心落ち着かない時間を過ごしました。午後4時、スタジオヴィルトゥオージに行きました。以前、下見をしたとおりの会場でした。記憶の中で、広がりも狭まりもしていません。ただ、楽屋として使えるBスタジオは、思ったより広く、安心しました。
役者の中川博正さんのために、短いドラマを書いて送りました。彼が、デモテープを作りたいのだそうです。
「11へ」;33
1月24日(日)、朝、デザイナーの小松史明さんから、チラシの絵が送られてきました。強烈な絵です。詩『瓦礫の王』からインスピレーションを得たものです。一日、仕事のための本を読んで過ごしました。
「11へ」;34
本日、1月25日(月)は「詩の通信IV」第13号を発行しました。久しぶりで、予定通り発行できました。その前に、朝、小松さんと電話で話しあいをし、絵を描き直してもらうことにしました。非常に心苦しいお願いでした。
今朝は、近所の資源ゴミの日でした。何冊か、かつて大事だった本を捨てました。今の私にとって、基本的に、本は必要ありません。すべて否定してもいいくらいです。特に、ある詩人に対する気持ちの変化は、自分でも驚くべきものです。学生時代から、あれほど大切だったと思う人に対し、今はまったく心が動きません。本屋でその人の本を見つけても、手に取ろうと思いません。目を避けるほどです。その反面、トロッタに関わる人たちの、お客様を含め、何と大事な存在であることか。
明日の夜は、「摩周湖」の、二回目の合わせです。
下の花を、「詩の通信IV」第13号に掲載しました。ミモザを用いました。田中隆司さんが戯曲を書きました、萬国四季協會公演『鬼沢』を観ての帰り道、神楽坂で求めたミモザです。『鬼沢』は、二度観ました。いろいろと考えたいことがありましたので。
このミモザは、もう、ドライフラワーになっていました。黄色い花の下に、写真では見えませんが、緑の葉を敷いてあります。手にするだけで、ぱらぱらと落ちてきました。気がつかなかったけれど、実は死んでいたのだという事実を、心にとどめました。
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